Rainbow

レインボー療法

健康をサポートするために様々な施術やアドバイスを実施

より多くの方々に安心して気軽にご利用いただけるように、お客様とのコミュニケーションを大切にしながら各種施術を実施しております。東洋医学と西洋医学の思想・技術を積極的に取り入れ、より良い施術を目指してまいります。また、施術後には、より健康的な体づくりのためのアドバイスなどもいたします。

レインボー医学は日本で生まれた!

レインボー医学ってどんなもの?

レインボー療法は、古来より伝わる中国医学の基本理論である整体観念・弁証論治・陰陽五行説を源としています。この理論を元に日本の小野田順亮先生(現:上海中医薬大学附属龍華病院名誉教授)が開発された「色の力を利用したレインボーテープ」「形状と鉱物の力を利用したレインボーパワー」と呼ばれる健康器具を、経穴(ツボ)や症状の部位にアプローチする事によって氣や経絡の流れを正し、自然治癒力を引きだす施術法です。

非侵襲性(体を傷つけない)で体に優しく、電気や薬も使いませんので、他の療法と併用して施術する事も出来る理想的な療法といえます。また、レインボー療法は体の外からだけではなく、食をただし「食養生」に心がけることにより、体の中からも同時に働きかける「内外同治」を基本としていますので、相乗効果により高い効果が期待できます。

日本国内でレインボー療法を利用されている先生方は約2500名(医師・歯科医師・柔道整復師・鍼灸師・エステシャンほか)を超えています。

中でもレインボー療法を開発された小野田先生が会長を務め、全国の治療家の先生方が中心となり組織されている「国際レインボー医学学会」は、中国や韓国、台湾といった海外の先生方も会員として参加し、世界大会を開催(2005年・東京歯科大学内血脇記念ホール/2006年・京都大学内100周年記念会館)するなど国際的に活動しています。

氣の流れを整えることで健康に!

人間の体の内部には氣の流れがあり、この氣の流れが悪くなると身体にさまざまな異常が現れたり内臓が病んだりします。この理論は、西洋医学ではありませんので、科学的な証明はされてはいませんが、アメリカ・西欧では代替医療として、この理論を使った治療が多く取り入れられています。一般的に行われている治療の約80%以上はこの代替医療を併せてやっているのが実状のようです。つまり「氣」が何か?は解らなくても存在すること、効果があることはアメリカ・西欧でも確信されているのです。

では、レインボー療法をやっているかというと、まだごく一部の医療関係者が使用している程度です。これは、レインボー療法が日本で生まれた治療方法であり、二十数年ほど前に生まれた新しい治療方法であるため、まだ海外には知られていないからです。ですから、知られざる最新の治療方法とも言えます。東洋医学の権威である中国の先生方も日本で勉強し、研究している治療方法なのです。中国人が鍼灸を日本に来て勉強することはまずありません。なぜなら、鍼灸の元が中国だからです。しかし、レインボー療法は、元が日本なので、勉強が必要なのです。と言うより、一緒にレインボー療法を育てていると言った方が適切かもしれません。それだけ、レインボー療法は本物であると中国の専門医が認めてくれている治療方法なのです。

日本の医学界でも最近はだんだんと認められるようになってきおり多くの医学部の大学病院の先生達が参加・関係している「予防医学学会」でも 2006年にはこのレインボー療法が発表されています。

レインボー療法について

レインボー療法は、東洋医学を応用して、ツボにその流れを良くする色体テープ(レインボーテープ)やαテープ(丸型の色テープ)を貼ったり、氣を送り込むレインボーパワーを使ってその人の弱い流れを強めることで、痛みや症状を取り除く治療法です。

中国古来の自然哲学、陰陽五行説によると人間には五臓六腑を司る流れがあり、そこを流れる氣が滞ると痛みや症状が現れると言われています。 つまり、どんな病にも氣の流れが関係しているのです。レインボー療法は、東洋医学と西洋医学、そして現代科学の合体により生み出された伝統的でまた新しい治療法なのです。

色は人の健康に大きな影響を与える!

この事実が現代医学の現場からも注目をされるようになりました。病院では壁紙の色に工夫を凝らしたり、血圧の高い人に青い洋服を身につけるようアドバイスするケースも出てきているようです。しかし、色が生命にとって極めて重要な役割を果たす事は、一般には今でもあまり知られていません。誰もが色は目でとらえ、そして識別されると思っています。しかし、皮膚にも色をとらえる能力が存在するのです。

色は波動(はどう)つまり振動なのです

今日の科学では、色光は電波や熱と同じ振動の一種である事が知られています。この振動の中で目に見えるものが可視光線と呼ばれ、波長の長い順から赤・黄・緑・青・紫へと変化していきます。色光の振動数のほんのわずかな領域だけは人間の目が感じ見る事が出来るのです。人間の皮膚は紫外線に当れば日焼けし、赤外線に当れば熱を感じます。色は人間の目には見えない紫外線と赤外線の間の振動で、紫外線や赤外線の影響を受ける皮膚が、その影響を受けないはずはないのです。

レインボーパワーって!?

「形状の力」と充填された「鉱物の力」を利用した健康器具です。経穴(ツボ)や疾患部位にアプローチすることにより「氣」「経絡の流れ」を整え自然治癒力をサポートします。非侵襲性(体を傷つけない)で、体に優しく電気も薬も使いませんので、他の療法と併用して施術する事も出来ます。このレインボーパワーの源は、レインボーパワーが持つ2つの特性によるものです。

地球内部に満ち溢れたエネルギーをたっぷり吸い込んだ厳選鉱物を充填

地球の内部は活性的な宇宙エネルギーに満ちています。地殻のマグマのエネルギーは、地球の回転軸方向から取り入れた宇宙エネルギーによるものなのです。地球の内部の宇宙エネルギーは絶えず地球表面に放射されています(これが地の氣の波動)。それを吸収しながら地表に出てきた温泉の水は、エネルギーに満ちています。
温泉の医療効果は宇宙エネルギーによるものなのです。このように地球の内部は宇宙エネルギーに満ちており、長い期間地球の内部に存在した鉱物は、宇宙エネルギーと共振するような波長を持つ材質に変化し、それらが地球表面に出てきたときにも宇宙エネルギーを放射する物質になるのです。
ただ、鉱物がすべて宇宙エネルギーを放射するのではなく、鉱物の結晶状態や温度など条件を満たしたものだけが、宇宙エネルギーを放射する材料になっているようです。その研究の上でレインボーパワーに鉱物を内蔵しています。

ピラミッドのもつ形状の力を応用

これは、宇宙エネルギーが図形と共鳴(共振)するという性質を利用するものです。宇宙エネルギーは、三角形、四角形、六角形や円などの平面図形やピラミッド、半球や球などの立体図形と共鳴するという現代では全く説明できない性質があります。図形が宇宙エネルギーと共鳴すると図形が宇宙エネルギーを集積したり、放射したりするという不思議な現象が起こります。
たとえば、ピラミッドパワーというのはピラミッドを形成する4つの三角形と1つの四角形が宇宙エネルギーと共鳴し集積放射された宇宙エネルギーです。強力なピラミッドパワーを得るには、1辺を正確に北にあわせる必要がありますが、この事はピラミッドパワーが、地磁氣と関係していることを示しており、ピラミッドパワー、すなわち宇宙エネルギーが磁氣粒子であるという説を裏付けていると思われます。
なお、ピラミッドは方向性があるため使いにくいのですが、ピラミッドの変わりに半球を用いても、類似の宇宙エネルギーが得られる事が知られています。半球状だと方向性がなく大変使いやすくなるため、レインボーパワーに利用しております。

材質

一般的にエネルギーを通しやすいのは金属ですが、金属の種類により異なります。金属の場合、アルミニウム、胴、銀、白銀、金の順で宇宙エネルギーをよく通すようになります。したがって、宇宙エネルギー集積・放射商品を作る場合、白銀や金で作ることが望ましいです。
そのためレインボーパワー本体は、真鍮(黄銅)で氣を通しやすくする為に表面仕上げに24Kの3ミクロンのコーティングをしています。

基本的な使い方は?

基本的な使用方法は、痛みを感じている所に少し押さえる程度、肌に直角に30秒程度(SPーDXの場合)押し当てて下さい。また、レインボーパワーは東洋医学でいうツボ(経穴)に当てた方がより効果的ですので、レインボー療法研修会で学ばれる事をオススメします(全国各地から多くの治療家が参加)。
人によって一時的に痛みや倦怠感などの症状が現れる事があります。これは好転反応という改善される為の一時的な現象ですので、安心して下さい。

寝ているだけで健康に!

レインボールームとは?

中醫學では、人の体には氣の流れがあり、その氣の流れが悪くなったり、滞ったりすると具合が悪くなったり、病氣になったりすると言われています。その氣の流れを簡単に良くすることができたとしたら、自らの治癒力が高まり、常に健康な肉体を維持することができるようになるに違いありません。そんな夢のようなことをかなえてくれるのが、このレインボールームです。
陰陽パワー(氣を注入したり抜いたりする器具)と天井パワー(氣を取り込んで放射する器具)を使って、身体を流れる氣を強めて、身体全体に流します。また、ヨーロッパで古くから医療にも使われている色彩療法を応用した色の照射を同時に受けますので、相乗効果により身体全体の氣・血・水の流れが短時間で良くなります。
この不思議なリラクゼーション空間を是非味わっていただきたいと思います。「ただ寝ているだけなのに身体が温かくなってきて、身体がすっきりした感じ」「入っているうちは、何も感じなかったのに入った日から、不眠が解消して、よく眠れるようになった」「咳がひどくて眠れなかったのに、その日から咳がとまった」「身体の疲労が抜けていく感じ」「目の疲れがとれて、よく見えるようになった」と反応は様々ですが、血流や氣の流れがよくなり疲労も回復することで色々な効果が期待されます。
この不思議な氣のパワーの力をぜひ味わっていただきたいです! 時間は10分程度で充分です。こまめに利用することをお勧めします。

自然治癒力を高めるにはお薦め!

ピラミッドパワーとびわの葉の秘密

びわの葉を用いた療法は仏教医学としてインドから始まりました。インドの古い経典には、びわの木の優れた薬効について記載されており、あらゆる病気を治すと説かれています。
また中国の古典漢方書である「本草綱目」にもびわの葉の効用について説かれています。びわの葉には、様々な成分が含まれています。特にアミグダリンという物質には様々な病いを引き起こすといわれる酸性血液を弱アルカリ性に戻す働きがあり、びわの葉の薬効の秘密といわれています。
ピラミッド温熱リラクゼーションでは、びわの葉とピラミッドパワー、そして温熱を組み合わせたびわの葉温熱と氣の波動を皮膚から吸収させる方法をとっております。からだ全体の免疫機能や体力、そして氣が衰えているかた、からだ全体を改善したい方にお薦めです。
なお、施術の際には生のびわの葉を使うのではなく、びわの葉から抽出したびわの葉エキスを使い、ピラミッド温熱器により、皮膚から吸収させる施術をいたします。びわの葉のエキスには、疲労回復、血行の促進、疼痛緩和、体を温めるなどの効能があります。
最後の仕上げに行うオイル浸透マッサージと、心地良いピラミッドパワーの温熱波動は、今まで感じたことの無かった新たなリラクゼーションへと必ずやあなたをいざなうことでしょう。
体には、氣が取り込まれる場所(チャクラと呼ばれる)があり、そこに氣を送るとからだ全体に取り込まれていきます。チャクラは、体の前面と後面に存在します。

家庭でできる健康法

骨盤のゆがみとゆるみ

仙腸関節のゆるみはとても大切です

体の要である骨盤は、体全体の動きのバランスと重心のバランスを取る上でとても大切な働きをしています。仙腸関節と恥骨結合の微妙な動きによって、体全体の関節や筋肉に余分な負担がかからないように体の動きに合わせて衝撃を吸収したり、負担を抜く働きをしています。人が倒れずに立っていられるのも常に骨盤が重心バランスをとっているからなのです。
また仙腸関節の小さな動きは、車のハンドルの遊びのような働きをしていて、体の傾きや動きの負担をある程度吸収して関節や筋肉に余分な負担がかからないようにしているため、この微細なゆるみが阻害されると、他の関節に可動制限がおこったり、一部の関節や筋肉に過大な負担がかかってしまい、様々な症状を引き起こす原因となるのです。

豆知識 骨盤は生理に合わせて開いたり閉じたりしている!

骨盤は、排卵と生理に合わせて、微妙に開いたり閉じたりしています。生理が終わって排卵の時期に向かって閉じていき、排卵が終わって次の生理開始に向かって開いていっているのです。
骨盤が閉まり始める、生理の高温期は、おしりが引き締まっている時期です。反対に、骨盤がゆっくりと開き始める低温期は、おしりがのっぺりとしてタレぎみに見える時期です。これを2週間ごとに繰り返しています。

骨盤の動きを改善しダイエット効果も期待できる「お尻すり歩き運動」

★はじめに両脚の長さをチェックします
・仰向けに寝て、自然に脚を伸ばして左右のつま先の開き具合を見る。
 つま先が開いて傾いている場合、開いている方の脚が長い。
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日常の姿勢を注意するだけでも悪化を防げます

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超オススメの骨盤のツイスト運動

骨盤のゆがみを治したり、動きを戻す方法としては、JRC関節可動回復矯正法などが有効ですが、自分で体操することでも矯正を受けて、ゆるめた状態を持続し、悪化を予防することが出来ます。とくにオススメなのが骨盤のツイスト運動です。まず下の写真の様に骨盤にゴムベルト(骨盤ベルトや布製のバンドなどでも良いです)を軽く締めるように巻き、足を肩幅に開きます。つぎにリラックスした状態でかるく骨盤を左右にひねってツイスト運動をします。左右にスイングすることで骨盤の関節の滑らかさを改善させバランスを取ることが目的なので、ストレッチのように動く範囲を広げるようなイメージで強くひねるのではなく無理なく軽くひねることが出来る範囲(最大に捻れる範囲の70%くらい)の動きを繰り返します。1日最低1度左右2分程度が目安です。朝夕1セットか腰に負担のかかる作業やスポーツの前後に行うと、より予防効果が期待できます。
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捻挫・挫傷・肉離れ・打撲・関節・筋肉・腱・靭帯・スジなどの痛みをとるためには!

動かして痛いところや押して痛みがある部分にはキズがある

筋肉や靭帯、腱、スジなどと言われている軟部組織は、細い繊維状のものが束ねられた構造になっていて、ぶつけたりひねったりした時だけでなく、何度も引っ張られたり、反復動作をしたり、繰り返し力をいれるようなことをしたりすると繊維の一部が傷ついてしまうことも多いのです。これを亜急性外傷といいます。
年齢とともに弾力も悪くなり伸び縮みが少しずつ低下していくので、普段の動きの範囲で動かしていると思っても知らず知らず伸び縮みの範囲を超え繊維がキズついていることも珍しくありません。つまり気づかぬうちに肉離れの状態になっていることが多いのです。
事実動かして痛いところや押して痛みを感じる部分を超音波観察装置で観てみると筋肉のキズや炎症による腫れがはっきりと確認できます。軟部組織の損傷といっても重いものから軽いものまで程度は様々です。傷める程度はさまざまで筋肉繊維などがキズついていても腫れや内出血などは表からは見られないこともよくあります。

キズはどのように治っていくのか?を理解しましょう。

キズがどのようにして治るのかを理解しておくことは、実はとても重要です。なぜならこれを知ることで、どうすればキズの治りを良くできるのか、逆に治りを悪くしてしまうのかが良くわかるからです。基本的に軽度なものでも重度のものでも治る基本的な過程は同じであると言えます。治り方には、大きく分けて再生というものと修復という二つの治り方に分類されます。
筋肉や靭帯、腱などの軟部組織は基本的に修復という治り方をします。どういう意味かというとキズのあるところには、程度の差はあっても必ず損傷による隙間があって、そこを治す為に新しい別の組織がその隙間を埋めて再度つなぎ合わせるという意味です。しかしその組織は、元の筋肉や靭帯、腱とはまったく同じ組織で補われるのではなく繊維性結合組織と呼ばれる別な組織等で修復されるのです。
ですからキズは接着剤でつなぎ合わせるようなわけには行かないので必ずある程度の修復期間が必要になります。その期間は年齢や組織の種類、諸条件等で差がありますが正しい治療と正しい管理をすれば通常は3~4週間の期間で修復されます。ところが何ヶ月も痛みが取れずに来院される方も多いのはなぜなのでしょうか?

どうすればキズの治りをしっかりできるのか?

何ヶ月も痛みが取れずに来院される方にいつも聞くことがあります。「痛い部分を直接マッサージしたり、お風呂で温めたり、無理に動かしたり、度を過ぎてアルコールを飲んだりしていませんか?」必ずどれかは当てはまるはずです。これらは、軟部組織の修復の過程でキズの治りを遅らせる行為だからなのです。
修復の初期段階から損傷部分を直接マッサージしたり無理に動かしたり、特に傷のある筋肉繊維を引き離す動きをすることは、せっかく修復しようとしているところをわざわざ壊しているのと同じことです。場合によっては2次的損傷を起こし、またいちから修復をしなおさなければならなくなります。
大切なことは、修復期間はできるだけ安静を保ち過度の刺激や運動を避けることです。また腫れているということは、送ったものが戻れずに溜まってしまうから腫れているため、そんなときにお風呂やアルコールを取りすぎるとさらに滞りを起こし腫れが悪化したり、痛みを取れにくくする原因になります。
特にはっきりとした腫れがある時期と自発痛や夜間に痛みがある時期は避けたほうが良いです。これらをしっかりやめるだけでも今まで修復がなかなかされなかった部位がちゃんと修復されるようになるのです。

修復がしっかりされればマッサージやお風呂も効果的!

そういっても湯治や按摩・マッサージは昔から良いとされてきたのでは?と思われる方も多いと思います。そのとおりです。時期と方法を誤らなければお風呂もマッサージもけして悪いものではありません。修復がしっかりされればマッサージやお風呂も効果的です。
その時期の目安は二次的損傷が無ければ受傷後(治療開始時から)3~4週間ですが、二次的損傷があれば再度傷めた日から3~4週間となります。正しい時期は担当の先生に判断していただきましょう。だいたいの目安は、圧痛や運動痛がほぼ消失し、損傷部位は緊張や突っ張り感、あるいはしこりが感じる程度になったときです。
もっとも損傷部位自体を刺激したりキズを引き離すようなことをしなければ初期の段階から周囲の血行を促すようなマッサージをすることは問題ありません。そして、部分的に温めたり電気光線療法で初期の段階から代謝を改善させたり、湿布で腫れを抑えることは修復を早める上で大きな助けとなります。

修復されようとしている時期にかえって痛みが強くなったと感じるときがある!

少しずつ痛みが軽減されてきたのにある時期からしばらく同じ痛みが続いたり、動かすときの痛みがかえって強くなったと訴える方がおります。これは、軟部組織の損傷が中度以上の方によく見られる現象で、修復期の後半に見らます。
それは、損傷部が修復されてくると徐々に繊維性の結合組織がキズを埋めてつながっていくので、今まではある程度伸さないとキズには引っ張る力が伝わりにくかったはずが、今度はわずかな伸長動作でもキズそのものが引っ張られるようになり、ズキッとした痛みを感じやすくなっているからです。
この時期は、再度傷めないように痛みを感じる方向への過度な動きは控えて、損傷部分の血流をよくするよう治療していくと、ほどなく(だいたいの目安は1週間程度)疼痛が激減し、突っ張り感や可動制限のほうが多く感じられるようになります。そうなるとキズがほぼ修復された状態になりまもなく治癒します。

炎症や腫れを悪化させやすい食品 痛みが強い時期は控えると良いです

砂糖などの甘いもの 油料理、とくに冷めて酸化してしまったもの キムチ カレー、インスタント食品、ジャンクフード、ファーストフード、スナック菓子、にんにく(食べ過ぎなければ可)

キズの修復期間は内科的な要因でも大きく左右されます

炎症を悪化させやすい食べ物を多くとるとキズの修復は遅れぎみになります。同様に内科的な要因でも修復期間は、大きく左右されます。例えば、血糖値の高い人(糖尿病)、尿酸値の高い人(通風)、コレステロールが高い人(高脂血症)、抹消血行が不良な人、冷えの強い方、手足にむくみが出ている人などは、新陳代謝が低下してキズの治りが悪いだけでなく免疫力や全体的な治癒力が低下しているのです。
適宜医療機関を受診して適切なアドバイスと治療を受けましょう。